膝周囲骨切り術(DLO,高位脛骨骨切り術)について

年齢,活動性,目的など手術を受けるタイミングは人それぞれことなります。スポーツ活動時の痛みをとりたい患者さん、日常生活での痛みをとりたい患者さん、さらに膝周囲骨切り術がが望ましい患者さん、人工膝関節置換術が望ましい患者さんが、いらっしゃいます。

手術のタイミング

日常生活では、階段や下り坂を降りる前に憂鬱になるとき、毎朝一歩目から膝が痛く憂鬱になるときが手術をうけるタイミングと思います。

診察室では、膝を少し曲げた角度で、動揺性すなわちぐらぐら感がでてきた時(膝がガクッときたら手術のタイミングです)と考えています。

(Monthly Book Orthopaedics 病態・経過でみる変形性関節症―どこで手術に踏み切るか―高位脛骨骨切り術の適応と手術のタイミングー)。

​手術の費用について

概算は、オリンパステルモ社のホームページ、ひざの痛みと治療法ー高位脛骨骨切り術(高位脛骨々切り術)ーとは、に書いてあるのでご覧ください。

膝周囲骨切り術ができる膝か?

変形性膝関節症の特徴的レントゲン所見は、片脚立位膝正面像で内側関節裂隙狭小化(内側の骨の隙間が狭い)、骨棘形成(骨のとげが出てくる)、骨硬化像(内側の関節に接する骨面が白くなる)です。

​レントゲン検査の手順

下肢全長レントゲンを撮り、その正面像から、アライメント計測(どれ位O脚か)と MediCAD Softwareを使った Deformity analysis(大腿骨と膝関節の変形、脛骨と膝関節の変形の分析)を行います。

スカイビュー撮影から、大腿膝蓋関節(お皿の裏側)の軟骨がすり減っていないか確認します。

Telos SE で外反ストレス(膝の外側から圧をかける)のレントゲンを撮り、外側関節裂隙の軟骨が残っているか評価します。

​以上が問題なければ、ほとんどの場合、膝周囲骨切り術(このケースではDouble level osteotomy:DLO)を行うことができます。

Tel 045-681-5101