膝関節MRIでみられる骨髄浮腫 (bone marrow edema:BME)は、痛みの強さを表します。
膝関節MRIでみられる骨髄浮腫 (Bone marrow edema:BME)は、痛みの強さと関係しています。BMEが大きくなると、異動時痛のみならず、安静時痛も起こってきます。MRIを撮影し、BMEがあったら、膝周囲骨切り術を行うことを勧めています。高齢である、膝がまっすぐ伸びない、O脚変形が強い、活動性が低くスポーツ活動は行わない場合は、人工膝関節置換術を行います。当院には、回復期病棟もありますが、4週以内に退院(両側手術例では4-6週間になります)し、回復期病棟に移る患者さんは1年に1人いるかという感じです。
手術前のMRI正面・側面像で赤矢印がBMEです。

骨切り術を行ったレントゲン正面像です。

