1例目のOpen wedge 高位脛骨骨切り術(HTO)

横浜市立大学で1例目、おそらく日本で3例目のOpen wedge 高位脛骨骨切り術で、私が1993年に執刀させていただきました。貴重な1例で第 37 回膝関節フォーラムで講演のために探し出しました。今では当たり前になりましたが、当時はスポーツをしたいから膝周囲骨切り手術を希望することは珍しく、変形性膝関節症で膝が痛くなったら、スポーツをやめるのが普通の時代でした。ゴルフ継続希望の65歳女性で、手術後6か月ほどでゴルフの練習を始めていました。故、腰野富久横浜市立大学整形外科教授がニューヨーク Hospital for special surgery からもってきた最先端の治療でした。いつも怒られていましたが、次の時代・先を読むことができる先生でした。来年で日本に導入してから30年になるんですね、この経験は今では私の財産です。

Follow me!

前の記事

関内と関外について

次の記事

JOSKAS-JOSSM 2022 座長