がに股(下肢外旋異常)の患者さん

膝レントゲンで異常がないのに、膝が痛い、水がたまる患者さんがたくさん来られます。当外来は膝専門外来ですので一般病院と異なり下肢全長レントゲンを撮り、アライメント異常(O脚、X脚の程度)がわかる患者さんもいますが、アライメント異常がない患者さんもいます。がに股のケースが多いです。がに股(下肢外旋異常)は診察をすればわかりますが、あまり診察を受けていないようです。がに股の患者さんは、足を組むと楽ですし、あぐらが楽なようです。患者さん自身でもできるので、以下の、がに股患者さんの動画(ご本人の了解は得ています)を参考にしてください。子供のころは最下部の写真のようなことができたそうです。

がに股で、膝が痛い、水がたまる患者さんは、理解されないことが多いです。予約して診察、レントゲン検査後、CTでの下肢回旋異常検査をされるといいと思います。外来はいつも混んでいますし、時間どおりにはならないことをご了承ください。ただ、股関節が痛い方は、当院の対象外になります。

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